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題:オクラホマミキサー

  • 2018/05/13(日) 17:20

みなさま、お世話さまです。
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今回は、前の私のFC2ブログの記事を
掲載したいと思います。

いつもご訪問されている方に感謝してます。

私のFC2ブログは、どちらかと言うと、
アニメ・お人形・コラムなどが多いのですが、
閉鎖してしまいました過去のブログは、
今とはちょっと趣が違います。

どちらかというと、思想・コラム・小説、
謎ときなど、挿絵にアニメもありましたが、
今とはジャンルもサブも違いました。

そして、そのジャンルで1位をとった後、
それが継続すると、様々なアタックが増えて、
閉鎖してしまいました。

そして、この今のFC2ブログになりました。

前回のFC2ブログは、どちらかと言えば、
ロボトミー手術的な表現や、
ロールシャッハテストや↓
錯視↓
錯視
など、比喩的な表現もありましたので、
仕方がありません。
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奇妙で、ご気分を悪くされてはなりませんので、
当時、サミット後の横浜に行きましたので、
これで、ご気分を戻されること幸いです。↓
yokohama加工
この写真は、仕事で、下にヨットの様に見える
インターナショナルコンチネンタルホテルから、
ランドマークタワーに異動して撮影したものですが、
実の目的はここではなく、
「横浜人形の家」だったのは、今と同じです。
URL→横浜人形の家
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今からの記事は、そう、今から約5年前に、
私の書いた、短編小説です。

小説等は、当時、
けっこう書きましたね。
ノンフィクションを研究した記事もありました。
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その中から、今回は、「オクラホマミキサー」
を掲載します。
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これには、アニメやお人形は出て来ません。
そして、文章のみです。(すみません)


でも、最後は、当時使っていたキャラで〆ます。
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では、始まり始まりぃ~~~
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題:オクラホマミキサー

第一章

設定:昭和52年の小学校の体育の授業

みなさまは「オクラホマミキサー」というフォークダンスを知っているだろうか?
オクラホマミキサー(Oklahoma mixer)は日本の小学校や中学校の運動会(体育祭)
や林間学校、また多くの子供会、レクリエーション団体などでよく踊られている、
日本で最も普及しているフォークダンスの一つで有り、作曲者は不明である。

踊り方は円を描いて、内側と外側にそれぞれ異性同士で円になり、
円は二重になる。そして向かい側の相手と手を組み前後に踊り、
数十秒でがあるが、最後にくるっと回ってお礼をして、隣側の子と交換する。

このフォークダンスを経験した事のある方は多いだろう。
そんな、嬉し恥ずかしの、些細な物語である。

オクラホマミキサーで、ある女子とある男子が一緒に踊るシーンがあった。
この男子は、ある程度この女子に好意を抱いていたが、それとは裏腹に、この女子は
この男子が嫌いだった、いよいよ、この二人の組み合わせである。
女子はほとんど手をつなごうともせず、その嫌悪感を露骨に出した。

天界にいるとされる左の神は、自分の左の髭を、ピンと叩いた。そこで一旦、音楽が止まった。
すると、先生が、Yちゃん、「ちゃんとH君と手を組んで踊らなければなりませんよ」

と先生は言い注意した。H君は下をうつむいたままだった。
音楽が再度流れた。
すると、左の神は、今度は右の髭をピンと叩いた。
H君は手をつなぐと、YちゃんはH君に、パーンと平手打ちをした。
そこで先生は「Yちゃん、後で職員室に来なさい」といった。

「先生、わたし、Hくんのこと嫌いじゃないんだけど、あのもぞもぞというか、
女子に対してうじうじしたところがきらいなの、それに、男女が手をつないで踊るのは
不潔だわ、ある人は思いっきり手を握ってきたり、別の人は無視してる様に踊ってきたり、
そんな事考えていた時にH君の番がきて、私、つい平手打ちをしていまったの」

先生は言った
「Hはそうでじゃなくても女子が苦手なのに、今頃どうしているか考えなさい、きっと落ち込んでいるわよ」
「はい、先生すみませんでした」

第二章

そこに右の神が口をはさんだ。
「おいおい、どうするつもりだ」
左の神は言った、「心配になってきたか、なら後は任せる」

右の神は、自分の左の耳を引っ張った。
すると先生は、この二人を職員室によんでこう言った。

「今日のお昼休みに、保健室で仲直りしなさい、保健の先生には言ってあるから」
二人とも「わかりました」と言った。

右の神は今度は右の耳を引っ張った。
「叩いて。ごめん」

「いいんだ、俺の方こそ、嫌いなやつと手とつなぐのはいやだろう、ごめんな」

「そんなことないわ、私別に貴方の事嫌いじゃないんだけど、その、なんていうか、
もじもじしたり、女子に対してうしうじしたところが好きじゃないわ、それだけよ」

「そうか、僕は女子と話したりするのが苦手なんだ、そのなんていうか、緊張するんだよ、
もちろん君の事も嫌いじゃない、けどどうなんだ」

「ぷっ、おかしな人」とわらった。「あはは」苦笑い。

それから、H君は、再度先生にこう言った。
「昨日はありがとうございました。今度、もう一度だけ昨日と同じようにしてくれませんか?」

「あら、いいわよ、じゃあ今日でこの件は終わりね」

第三章

そこに中央の神が口をはさんだ。
「それでそれで?」

左右の神は言った「顛末が知りたいか、後は任せる」

中央の神は自分の口を叩いた。

その昼休み、保健室に二人は来た。

「ねえ、叩いたところはもう大丈夫?それより、他の話をしましょうよ」

「もうだいじょうぶだよ、ありがとう、僕は天文学が好きなんだ、後は釣りとか・・・」

話は弾んで二人はすっかり打ち解けた。

「今度私の家に遊びにこない?」

「ええっ?女子が苦手なこの僕が?、だいたいまともに話せるのはYちゃんだけだよ」

「いいから、いいから、お母さんに言っておくわ、大丈夫」

彼女は某県営住宅に母子家庭で住んでいた。昭和52年では離婚家庭はめずらしかったが、
綺麗な部屋で、お母さんはとても優しく、普通の家庭にはない暖かさを感じ、すぐに打ち解けた。

三人で食べるご飯はとても美味しかった。

それから沢山沢山彼女とお話をした。
彼女はお話好きだった。
あるいはなんかうっぷんがたまっていたのか。
特に趣味や本や習い事の話で盛り上がっていた。

「おれ、Yちゃんの事、嫌いじゃないよ」

「・・・わ、私も嫌いじゃないよ・・・あなた、いきなり凄いこというわね、驚いたわ」

それからの学校生活では、彼は相変わらず、女子は苦手でYちゃんとは普通にしていたが、
目立つほどではなかった。ただ、彼女の家に遊びに行ったことは「二人の秘密」である。

中央の神はこんどは自分の頭をコツンと叩いた。

すると先生はこう言った。
「さあさあみなさん、久しぶりに今日の授業はオクラホマミキサーをやりますよー!
みんななかよくするんだよ」

二人は仰天した、あの時から今日までが一気によみがえった。

二人の番が来る前に途中で音楽が止まらないように二人は祈った。

来た。二人の番がきた、二人はその数十秒を小学生ではあったが、
フランスの舞踏会のような感じのように感じ、踊り、次の人と交代して音楽は止まった。

恍惚感、清涼感、歓喜が二人の心をさらに高ぶらせた授業になった。

この日、二人は一緒に学校を帰った。

「またこの授業やらないかしら、たのしかったね」

「うん、最高だった。もう一度踊れたらいいね、
そして、いつかきっと、大きくなった時、踊ったら笑うね」

そして・・・彼女は翌年の春、桜の季節に、
母と一緒に転校して行った。

二人は、オクラホマミキサーの二つの円が、
メビウスの輪であれば・・・と思った。

左右の神が言った
「そういうことか、少しスパイスを利かせないとな」

その後、左右と中央の神は三つの右手を一緒に中央にかざした。

時は流れ、この二人がまた踊ったのは35年後のことである。

それが、同級会なのか、夫婦なのか、または別の事で踊ったのかは誰も知らないが、
小学生の時のように可憐に踊ったのはたしかである。

天界からの御言葉と訓戒にはこう記されている。

新約聖書(新共同訳:旧約聖書続編付)より

マタイによる福音書:第25章29節
「だれでも持っている人には更に与えて豊かになるが、
持っていない人は持っているものまで取り上げられる」

※なんてこった(笑)
当時、月刊「ムー」を買っていたのは、
六年生ではこの二人だけである。
オクラホマミキサーー2
動画→オクラホマミキサー同級会?

あとがき

なにが言いたいのかと言うと、精神治療(カウンセリング)の荒業、「投影性同一視」を、短編小説にたとえ話として書きました。
この精神分析理論における対象関係学とは、
(「Bに帰属するのにBがアクセス出来ない感情を、代わりにAの内部に(単に外的にでなく)『投影』することで、Aが経験する」状況に対して言及される概念です)

それと、このFC2ブログ「※※と※と※※※」を読んでいる読者には、「懐かしい未来」かなと思って書きました。

結構な葛藤ですよね、それを聖句ももの語っています。
それと、気づいたかもしれませんが、
時間の流れが、少々さかさまになっています。
これとは事象は違えども、似たような経験がある方もいると思います。

Fin
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以上、約5年前の短編小説でした。
私のブログタイトル「問題は、複雑かつ単純だということです。」
とは、前の私のFC2ブログとシンクロすることは多々あります。
まだまだあるので、不定期に載せるかもしれません。
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それでは、みなさん、ごきげんよう。
メイドNG

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