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題:マリリン・モンローNo2

  • 2016/03/12(土) 20:16

みなさま、お世話さまです。

今回は、前々回の記事の続きでマリリン・モンローNo2です。
マンハッタン・マリリン

マリリン・モンローは、生前、精神分析医師の顧問がいました。
その医師の名前は、ラルフ・グリーンソン博士といいます。

彼女はこの先生をとても尊敬していました。
そして、医師があるとき、長期的に家をあける事がありました。
医師はその時彼女に対してけっこう悩んでいたとされます。

それを知らない彼女は、医師が長い間居なくなってしまう事に
とても哀しみを覚え、医師がいない間の時間の気持ちなどを、
当時としてはとても高価だったテープレコーダーを買い、
録音し、帰ってきたら聞かせようとしました。

その時の彼女がテープレコーダーに録音した記録を
今回は少しですが掲載したいと思います。

前回の記事と同様に、私の意見はここでは記しません。
あくまでもその内容を掲載したいと思います。
----------------------------------------------
Dear Doctor:
先生へ

あなたは私にすべてをささげてくれました。
あなたのおかげで、
今まで感じたことのないような気持ちでいられます。
マリリンは一人でも、誰かと一緒でもイクことができます。
なので今、私は完全に女になったの
(シェイクスピア風の語呂合わせね)。
だから今、私は自分をコントロールできるし、
人生をコントロールできるわ。

先生に何を上げればいい?お金じゃないわね。
先生にとっては何の意味もないことしってるわ。
私の体でもないし。
素敵な奥さまへ貞節をつくしていることや、
高い倫理観があるからそんなこと
無理だってことわかってますわ。だから私、
精神分析にとって革命的かもしれない自分のアイデアを上げます。

精神分析の鍵は自由連想法
(訳注:精神分析の手法の一つ)にあるのよね。
マリリン・モンローが連想するわ。
ねえ、先生、無意識かで何か起こっているか、
解析して理解すれば、私のノイローゼがよくなるのよね。
でも先生から何でも良いから思い浮かんだことを話せ、
っていわれても頭が真っ白になって何もいえないの。
これってフロイト博士と先生がいう「抵抗」ってやつね。
だから私、先生の別の質問にはいつも真剣に答えてるの。
先生だけにはうそをついたことないし、これからもつかないわ。

ああそうだ、夢。夢って重要よね。
でも夢について自由に話せっていわれても、
やっぱり真っ白になっちゃうわ。
先生とフロイト博士のいう抵抗がもっと強く起こってるのね。
私フロイトさんの「精神分析学入門」読んだわ。
ホント、なんて天才なの。とってもわかりやすいのし、
正しいことを書いてるわ。
シェイクスピアとドストエフスキーは
科学者全部束にしたよりも心理学を理解している、
って書いてなかったっけ。マジで、そのとおりよね。

先生はモリー・ブルーム
(訳注:ジョイス「ユリシーズ」の中の登場人物)
の心的葛藤(こう言っていいわよね)
を自由な連想の感じをつかむために読みなさい、
っておっしゃいましたよね。(ジョイスを読んだ)
その時いい考えを思いついたの。

読んでたときはなんだか嫌な気分になったわ。ジ
ョイスは女が自分をどう思っているか書いてるんだけど、
彼はほんとに内に秘めた
女の気持ちなんてわかってるのかしらって。
でも全部読み終えた時、
ジョイスって男も女も関係なしに
人間の心を見通してることがわかったわ。
ジョイスに生理痛があろうがなかろうが、関係ないのよね。
ちょっと待って。
先生は自由連想法を始めたら
私が下品な言葉をたくさん使うって思ってらっしゃるわよね。
診察中は先生のこと尊敬してるから、
ほんとに思ったことを言えなかったのよ。
でも今は思いついたことを何でも言うわ。何であってもね。

じっと我慢の子(patient)でいてくれれば、
私がこれから話すアイデアで、自由連想法ができるわ。
私が先生に我慢の子だなんて、
面白いわね。患者(patient)は私なのにね。
耐えるべきか、耐えざるべきか
(Yet to be patient and to be a patient)
なんてちょっとシェイクスピア風じゃない?

ジョイスの話ね。
主人公のレオポルド・ブルームは
ユダヤ系アイルランド人で、
カトリックの女性と結婚するのよね。
ジョイスの言いたいことの大半はこれから展開されている。
レオポルドがブランコにのる少女を見ているシーンは
この本の中で一番エロティックじゃない?

ユダヤ人ねぇ。
仕事関係でユダヤ人とはいっぱい会ったし、
セックスした人もいるわ。
思うんだけど、ユダヤ系にもアラブ系にも
見える人っているわよね、
と思えばヒトラーよりよっぽど金髪碧眼なユダヤ系もいる。
で、その中間の人たちで、
ユダヤかどうか見分けられない人がいるわ。
話が脱線してるわね。まあ、こういうのが自由連想法だし。

そうそう、私のアイデア!
医師と患者ってことから始めると、
被分析者って言葉は嫌い。
それって心の病気を治すのは
体の病気とは違うみたいに思えるわ。
ところが先生とフロイト博士は精神は体の一部だ、
っておっしゃるんでしょ。
それって治療を受けている人間は患者だ、
っていうことよね。

賭けても良いけど、
ガートルード・スタインなら
「患者は患者であり、患者である」って言うわ。
自由連想法って面白いわね。

とにかくね、診察室に入って先生に
「思ったことをすべて話しなさい」って言われても
ひどい事とかは考えちゃいけないのよね。
何回診察のあと、
家に帰って自分を責めて泣いたかわかんない。

モリーがクダを巻いてる場面を呼んで、アイデアが浮かんだの。
テープレコーダーを買って、テープを入れて、電源をつける。
今なにをしてるとか、何でも思ったことをしゃべっていく。
とっても簡単よ。ベッドに横になってブラジャー一丁になってね。
冷蔵庫とかトイレに行きたくなったら、
ストップボタンを押して好きなところからまたはじめればいいの。

そうすれば、自由に連想できるわ。簡単でしょ。
これでアイデアがどういうものかわかりましたよね?
診察室じゃなくて、テープレコーダーを使って患者の家でやるの。
患者は苦もなく自由連想ができるわ。
テープを医者に送って、医者がそれを聞いたあとに診察に行く。
医者はテープに関して質問をして、
解釈するの。そうすれば治療をうけられる。
夢を見たときもすぐにテープに吹き込める。
私が夢の内容を忘れたり、
見たかどうかも覚えてなかったりするの、ごぞんじでしょう?

フロイト博士は夢は無意識の王道だ、って言ってたから、
夢をテープに吹き込みます。

オーケイ、グリーンソン先生。
先生は世界で一番偉大な精神科医です。
マリリン・モンローは精神分析の
発展に貢献したかどうか教えてくださいね。
テープを聴いたら、それを使って治療してください。
科学雑誌に論文を発表してもいいんですよ。
きっとセンセーションを起こすわ。
私の名前はクレジットされなくていいの。
先生の論文で私だと気づかれたくないの。
これは先生へのプレゼントよ。
誰にもまだ話してないの。
先生が精神科医として、
最初に「抵抗」をやっつけることができるでしょう。
特許をとって、同僚の方にはライセンス料を
取ることもできるかも。
ミッキー(訳注:モンローの弁護士)に聞いてみましょ。

マリリンモンローのこんなプライベートな、
秘密の考えを知るのは先生が初めてです。
先生のことは完全に信頼しているし、
生きてる人に私が言ったことを明かさないと信じているんです。

私が患者になって初めのころいった、
オーガズムを得られない、というのはホントなんです。
先生はオーガズムは性器じゃなくて、
精神に起こるものだって言ったのをよく覚えています。
それは別にいいんだけど、
こういうアホな自由連想は
人を狂わせてしまうかもしれないわね。
あぁー、狂ってる、っていうと私の母親を思い出させるわ。
今は母親について連想してるわけじゃないの。
オーガズムについての考えを全部言わせてください。

先生は私の中の罪悪感がオーガズムを
感じることを妨げているっておっしゃいましたよね。
ずっと幼いころにそういう絶頂のよろこびを感じる資格がない、
っていうとても後ろめたく感じた事があって、それが罪悪感になってると。
で、誰かと性的な関係になることは、とても間違ったことだ、と。
だから、快感を得ようと思っても罪悪感で無意識に埋められてしまうって。
精神分析で、その罪悪感を意識できるようにしてみたけど、
どうにもならなかった。
家にかえってから私は泣いて、欲求不満からもどしてしまったわ。
それから、先生はオーガズムに関しては、
別の方法をやってみようとおっしゃいました。
先生に教えてもらったとおりに自分で(訳注:マスターベーションを)
やってみて、どういうものか実感したら
恋人としてもオーガズムを得るだろうって。
言葉によって印象ってずいぶん変わりますね。
先生は私が「感じるだろう」っていったけど
「感じられる」とは言わなかったの。

ほんとにありがたいことなの、先生。魔法みたいに効いた。
今までのところいっぱい感じてるわ。
一回じゃなくて、男の人が一回イクまでに2-3回とか。

最初に達したとき、これ以上ないくらい泣きました。
ほんとに長い間いったことがなかったから。
なんて無駄な年月だったんでしょう。
男の人になんて説明すればいいかしら。
女のオーガズムってどういうものか。やってみますね。
調節つまみのある照明だと思ってくださいね。
ゆっくりまわすと、明るくなって、
どんどん明るさは増して行き、
最後には目がくらむような閃光になるの。
反対にまわして消していくと、
だんだん暗くなっていって、明かりは消えるの。

とっても気持ちがいいわ・・・先生、お慕いしています。

夢の話をしましょう。
クラーク・ゲーブルのひざに座って、
抱っこしてもらってる夢をみました。
彼は、「風とともに去りぬの続編を撮りたいらしいんだ。
君がスカーレットになってくれるなら、
やってもいいな。」私目覚めたら泣いていました。
皆彼のこと、キングって読んでたけどまったこその通りです。
俳優やスタッフから本当に尊敬されて、特別扱いだったわ・・・
ヒューストン(訳注:「荒馬と女」の監督)でさえも。
私もいつかああいうふうになれたらな。
セットでは皆に「ゲーブルさん」って呼ばれてたけど、
クラークって呼んでくれ、って私に言ってくれたの。
彼は動物をほんとに大事にしてた。
動物愛護団体がいたるところで監視してってのもあるけど、
彼は皆に馬を傷つけないよう言い続けてた。
クラークが馬に引きずられちゃったときも、
馬が落ち着くと、彼は馬の鼻面を撫でて角砂糖をやったの。

私にはほんと、優しかったけどそうされる資格はなかったわ。
アーサー(訳注:ミラー)と問題があったし、
病気でいっぱい撮影休んでたし。
ヒューストン監督は私にいつもつらく当たったけど
クラークがいつも守ってくれた。

キスシーンでは、本当に愛情込めて彼にキスしたわ。
一緒に寝たいとは思わなかったけど、
彼に私がどれだけ感謝して、慕っているか知ってほしかった。
長い間、ハンティングをしてたけど、
動物を殺すことはやめようって決めたんですって。
子供を持ったら、銃じゃなくて、
カメラを持って動物を追いかけるよう教えたいって。

私が一日撮影を休んでもどってきたら、
彼は私のお尻をポンとたたいて
「お行儀よくしないとお尻ペンペンだぞ」って言ったの。
私彼を見ていったのね、「誘惑しないでよ」
彼ったら涙目になるくらい大笑いしたわ。

クラークが出てたから、
「風とともに去りぬ」を何度も何度も見たわ。
彼は完璧だった。
あの時アカデミーの奴らが、
彼にオスカーをあげなかったから私本当に腹がたった。
彼がもらうべきだったわ。
ええそりゃ、もうずーっと昔のことだけど。
13歳かそこらよね。あの映画に出てる彼ほど
ロマンチックな男の人を見たことがなかったの。
彼と知り合いになってからは違ってきたわ。
それからは私のお父さんになってほしかったの。
「お前はパパの大事な娘だ愛してるよ。」
って言ってくれればどれだけお尻をたたかれても
気にしないわ。もちろん、これはファンタジーだけどね。

先生が、ご家族に私を紹介してくださってから、
もし私が先生の患者じゃなくて
娘だったらどんなだろうなと考えてました。
治療を受けている間は無理だってわかってますけど、
私が治ったら養女にしてくれたりしないかな。
そしたら先生は私がずっとほしいと思っていたお父さんで、
大好きな奥様はお母さんに、
お子さんは兄弟姉妹になるのね。

違うの、先生、べつにゴリ押ししようなんて思ってない。
でもそういうことを考えるのってとっても素敵で、
泣いてるときでもちょっとの間でも元気になれるの。

クラーク・ゲーブルが死んだとき、2日間泣き通しだったわ。
食べることも寝ることもできなかった。
さっき言ったみたいに、
彼を笑わせたこととかを
思い出したらいくらかなぐさめになったけど。
神様っているのかしら。
クラークが息子さんに「カメラで狩りをする」
ことを教えられなかったなんて、神様も残酷よね。

オスカーって言えば、
私オーガズムのふりをすることに関しては、
圧倒的支持でオスカーをもらえるでしょうね。
エクスタシーに喘いでるってパートナーに
信じ込ませた最高の演技を何回かしたことあるわ。
生きていたならジョニー・ハイドをプレゼンターにするわね。・・・
ジョニー・ハイドは特別だった。
彼はかっこよくなかったわ。ちっちゃい小エビってところ。
ちっちゃい小エビって、二重表現か重複表現だ。
私っていっつもごっちゃにしちゃうの。
とにかく、彼は私の顎くらいの背しかなかったのよ。

ジョニーは自信家だった。
業界では最高のエージェントだった。
スタジオの重役やキャスティングディレクターも
尊敬してたもんね。彼の言うことは値千金だった。
交渉するときだって、つまらない弁護士なんかいらなかった。
ほんとによく面倒みてくれたわ。
奥さんと離婚して、私たちの住む家を買って、
洋服も美容師代、化粧品代も医者代も払ってくれた。
私の代理人だったから良い役も取ってくれたし
今までもらったこと無いようなお金もくれた。
でも面白いのは、いつも彼はエージェント料を請求したの。
私をプロとして扱い続けていれば、
運が向いてきたとき大金を設けられるということだったらしいけど。

彼が私と結婚したがったってよく言われてる。
彼がしたかったら私もそうしたでしょう。
でも本当は、結婚は私のキャリアを傷つけるって思ってたのよ。
私が彼の言うとおりにすれば、
ビッグスターにしてあげる、って言われたわ。
彼にとって私はすべてだったのね。
妻であり、母であり、妹で娘、愛人。
誰もジョニーほど愛してくれなかったし、これからも無理だと思うわ。
私はあのオチビを愛していたけど、
彼と恋に落ちることはなかった。
彼が望んだことは何でもしたけど
私は自分が何を言ってるか良くわかってなかったの。
でも、彼が私を愛していたように愛することはできなかった。

二人とも、彼が心臓病だってこと知ってたわ。
医者は生きていたければ私と会うことをやめて
仕事を引退しろ、って彼に言ったわ。
かれは従わなかったから私に遺産を残すっていう
約束を果たすまえに死んじゃったの。セラヴィ。
私と付き合ったからジョニーは死んだって噂されたわ。
私に罪悪感を抱かせようって言うなら無駄なことね。
私は彼に最高の幸せを上げたわ。
一年寿命が延びるっていわれても、
私との1日を交換するなんてこともしなかったでしょうね
---------------------------------------------
以上です。

前の記事に、マリリン・モンローがクラーク・ゲーブル
の息子の洗礼式に、なぜか喪服をきて登場した時の
写真を掲載しました。

上記を読めば、なんとなくその感覚が
つかめるかもしれませんね。
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ここで一枚の写真を掲載します。
この写真は、上記を読めばわかると思いますが、
グリーンソンを闇の世界へ引きずり込んでいく時の
マリリン・モンローの姿です。
(グリーンソン博士がそう思ったといいます)
グリーンソンを闇に引きずりこんだ時のマリリン
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さて、今回の動画ですが、いつも飛んでいるものが多いので、
今回はそうでないものを紹介します。
マリリン・モンローへの鎮魂の意味も含めてこの歌にしました。

アーティストは「ミレーヌ・ファルメール」といいます。
日本ではあまり耳にしませんが、外国では
有名なフランスのアーティストです。

かつては日本でもCDを出したりタイアップしていたりしました。

「Mylene Farmer★Ainsi soit je」
アーティスト:ミレーヌ・ファルメール
曲:アンシ・ソワ・ジュ
1988年:F-1のCMソング/語り継がれる伝説の曲
(アンシ・ソワ・ジュ:Ainsi soit je とは、フランス語で、
「どうか私・・・」という意味をもっています。)

動画↓Mylene Farmer - Ainsi soit Je
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それでは皆さまごきげんよう (っ^ω^)っ
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